でました、その4。予告は「その3」でやっていましたが、まぁやるだけやってみようか。という、心に残る棘をなんとかしようというモノです。うまくいったら御の字と言うヤツです。
その心残りとは『手前のざっくり25cm部分の隙間』になります。
カーゴドア(リアドア)との隙間になります。ちょっと大きめなので荷物が落ちないか心配。という物になります。
この隙間ですが、車のリアゲート付近なので形が複雑というか狭まっているというか、形を用意するのが非常に面倒なところで、かつガラスもあります。荷物がリアガラスにぶつかるのはあまりよろしくはありません。なので、あまりギリギリまで調整してもね・・・と。その場合は幅がかなり狭まることにもなり、両脇の隙間という問題も出てきます。
簡単に言うと、幅110cmが10cm。90cm幅が10cm。80cm幅が5cmとかの組み合わせ(数値はイメージです)を用意しないといけなくなります。良い感じに曲線で板を用意する。と言う方が確実でしょう。
しかし、場所が場所。高さ約90cmのところに板を置くので柱が必要になります。しかし、上述した幅にそれぞれの柱を立てることはできません。よって、柱をどのように田王させるかと言ったことも含めて検討する必要があります。さらに荷物の重量に対する強度も考慮しなければ行けません。
と、なかなか考えることが多い心残りですが、「その3」の時にある程度方向性を考えついており、それについて熟考しイメージ検討を繰り返しておりまして、「コレなら行けるか?」というところまで煮詰めたのでブツを作成してみました。それが「その4」になります。
まずが現状です
見ての通り、下段の棚は3枚でかなり手前(リアゲート側)まで出ています。上段のポールは手前の棚板まで出ている事が分かります。採寸してみると棚板は30cm幅であり、ポール位置は5cmくらい手前にはみ出ています。(この5cm程度の数値は多少移動するのでマージンを考える必要があります)
この条件で高さ90cmのところの奥行きを計測すると、20cmから25cm程度という数値が出てきます。ですが、20cm程度までは幅が110cmから120cmですが手前の5cmは90cm程度となります。手前側には冷蔵庫があるためポールを立てることができない。ということになります。よって、幅110cm程度で奥行き20cm程度で棚板を設ける。というのが現実的である。ということがわかりました。
そして、強度を考えたり現状との相性を考えると「ワイヤーラック」で更生するのがよろしいかと判断。上段はφ25mmのポールなので、それをベースに110x20cmの棚板を探します・・・が、存在せず。現状の106cmの棚板は奥行きが60cmと45cmのものしかありません。120cm幅であれば25cmの板があるようですがサイズ的にアウトです。
強引ではありますが、106×45の板を20cm幅にグラインダーでカットしてしまえば良いのでは?とも考えたのですが、ポールの穴部分をどのように移植すればよいのかの手段が思いつかず(溶接?とも考えたのですが、学生時代に一度だけしか経験が無く、機材も持ってないので断念。これを契機にアーク溶接に手を出しても良いのか?とも思ったのですが保留としました)
いろいろ考えていると、補強バーとして110cmのものを発見。ポール径はφ19mmのものでした。ふむ・・・これなら使えそうです。ですが、それと動じに使うべき棚板は存在していないようです。なぜ補強バーだけ売られているのか謎です。ちなみに私は基本的にワイヤーラックは「ドウシシャ」の「ルミナス」シリーズを使用していますが、この補強バーはアイリスオーヤマさんのメタルラックシリーズです。まぁ補強バーだけであればポール径は同じなので混在可能です(棚板は微妙にサイズが違うので混在使用は不可です)。
ポールは既存の棚板と高さを揃えるためと、先のギリギリ騒動によるポール分割を踏まえ、47.5cm+延長31cmポールをチョイスしました。これだと高さがMaxで78.5cmまでしかいかず、既存の54cm+延長31cmの85cmには届かず。と言うことになりますが、今回は棚板が存在しないので木の板で代用することを考えました。その木の板ですがポールの受け止めとしては補助ポールを木の下に固定させ、その上に板を載せる方式とします。つまり、木の厚み分低いポールにしておく必要があります。
木の板は軽量化のため桐の板を使用。強度が低いので2枚重ねで26mm厚とすることに。ポールのストッパーの一単位は25mm毎なので誤差1mmということでナイスな感じです。85-2.5×3=77.5cm。これくらいの誤差であればポールの足のアジャスターで調整可能。という形になります。ちなみに2.5×3だと7.5cmで下げ幅が大きいと感じるかも知れませんが、そこは荷物のはみ出しを避けるためのストッパーを差し込む5cm程度の高さも稼いでいるためです。つまり、板厚としては2.5cm程度しか用意していないということで、ほぼ誤差なしと計算上は成り立つのです。
と、ここまでが理論の話です。ここからは実際に組み立て作業になります。
まずは資材です。
・φ19mmの47.5cmポールx4本(@600円くらい)
・φ19mmの31cm延長ポールx4本(@650円くらい)
・φ19mmの110cm補強バーx2本(@1000円くらい)
・桐板の181cmx20cmx13mmの板を2枚(@1500円くらい)。これを長さ110cmでカットしてもらいます。2枚とも。
・桐板の60cmx6cmx6mmも板を3枚(@350円くらい)。1枚は真ん中(30cm)でカット。
・91cmx25mmx10mmの棒4本(@250円くらい)。加工なし
・平皿木ネジ φ3x30mm 約100本(200円くらい。大量買いは安い)
・平皿木ネジ φ3x20mm 約100本(200円くらい。大量買いは安い)
・シルクハット金具x4個(@350円くらい)
・トラストネジ木ネジ φ3x12mm 10本くらい。(100円くらい。小売りは高い)
・木工用ボンド 使用量が多いので大きめのを推奨 後半の木材組み立てでは随所に使用する
このほか、φ25mm用の棚板連結パーツ(N字の金具)2個(2個で500円くらい)

まずは木の板と既存棚板の連結のためのシルクハット金具の取り付け部分をカットするための書き込みを行います。
出っ張る形で良い場合は切り欠きにする必要はありませんが、今回は結構ギリギリなのと、棚板との隙間を減らしたいので切り欠きタイプとしました。
加工は簡単。短い両脇をのこぎりでカットし、長辺はのみでたたき切り落とします。それを左右上下で4カ所。この位置は実際の板にN字の連結パーツをあてがって確定させます。今回は思いっきり両端に取り付けることにしました。

続いては補強バーの取り付け加工です。
今回は棒で挟み込む形でバーを取り付けることにしました。そのための91cm棒です。この棒を棚板に取り付けるため、10mm厚の中心線上に複数のネジ穴(まずはφ2mm)を設けます。(突き抜けないようにしましょう)
補強バーのポール部分は多少高さがあるので6mm圧の板で調整。棒の穴あけ位置に揃うようにマーキングを行い、コチラもネジ穴を開けます。(コチラは突き抜けてOK)
それから、補強バーと棒を連結させるためのワイヤーロックの穴も側面にいくつか開けておきます(コチラはφ5mm)

で、まずは調整板を棚板に張り付けます。
貼り付けた後、調整板の穴をφ3mmで棚板ごと貫通させます。棒の方もφ3mmで途中まで穴あけします。

棚板と棒をネジで留めます。ずれないように今回は5cm間隔でネジうちしました。ちょっと多かったか?まぁいいや。


断面はこんな感じです。

ネジで棒を取り付けた板は、棚板の下側の板になります。放っておいたもう1枚の板を上に張り付けてネジを隠します。コチラは棚板同士の接合なので端と中央のラインを20cm間隔くらいでネジ止め(長さ20mm)しました。

連結パーツ取り付け部分の切り欠きは断面が雑だったのでガムテープで見えなくし(笑)、その後で補強バーを取り付けます。
といっても、裏返しにして棒の間に差し込むだけ。差し込んだら開けておいた穴にワイヤーロックで外れないように固定します。
補強バーは多少左右にずれますが、まぁ問題はありません。気になるなら何らかの方法を考えて固定させれば良いだけです。

最後に、連結パーツを取り付けるための金具を切り欠きにネジ止めして棚板の加工完了です。


続いてはポールの中間でポール幅を維持するための補強バーの作成を行います。(こちらはオプション)
φ25mmでもそうでしたが、φ19mmの法でも20cm幅というものは存在していませんでした。そこで、手持ちで余っていた35cmと45cmの補強バーをブラインダーでぶった切って20cm幅の補強バーを作成することにしました(強攻策ですな)。
かなり火花が飛ぶまくるので気をつけましょう。
加工前

加工後

カット部分は危ないのでグラインダーで軽く面取りしておきましょう

これをクロスする形で20cm幅に合わせて(長すぎる場合は今一度カットして調整しましょう)、まずはワイヤーロックで仮止めしつつ接着剤を流し、その後でガムテープでグルグル巻きに。コレが完成図です。

ほぼ見えない位置で使うのでこんなモンで良いでしょう(笑)
アーム部をクロスにしたのはアームの厚み分をポール取り付け金具からはみ出させないためです。2本のそれぞれ右同士、左同士を向かい合わせにすることでクロス形状を実現しています。
あとは実際に車で組み立てるだけです。良い感じになるかなぁ。なるといいなぁ・・・(結構お金かけてるよね)


