ギャレーの作成 その8

なんちゃってキャンピングカー

その7で購入したIGTシンク。

これは2026年1月12日に注文で18日に到着したのですがパーツが間違っていて(横方向への排水なのに垂直排水の排水口のパーツが入っていた)、それの対応で解決したのは27日でした。(出品者側が素直に非を認めていただいており対応パーツを即発送していただいたので問題なしとして評価させていただきました)
と、雑談はそこまででシンクが用意できたのでLOWケースにあてがってみたところ・・・ピッタリサイズ。というか、ちょっと大きいかな・・・高さが。予想していたように18cmくらいあるようです。ある意味計算通りなのですが。しかしここで問題発生。蓋が閉まらないのです。もちろんシンクが上にはみ出ているから。ダメか・・・シンク自体のサイズは理想通りのピッタリサイズだったのですが排水口の高さがギリギリアウトでした。

なんというか、なんだかなぁ・・・と思ってアマゾンさんで「排水口 横向き」で検索して探してみました。いくつか出ては来るのですが、やはりどうしても高さがそれなりな品ばかり。数もそれほど多くはありません。なんか諦めきれなく、注文したシンクの商品画面にある「こんな商品も・・・」を流し見しつつ、それっぽいのを開いて「こんな商品も・・・」と広げつつ眺めること数日。ちょっと気になる商品を発見。「ミヤコ 流し台排水金具 M14ES 115」。大きさは記載されていないのですが、非常にコンパクトな排水口で横向き。ちょっと調査してみることに。まずはミヤコさんのサイトにあるであろう商品の仕様を確認しましょう(納入仕様書を入手できました)
ミヤコ流し台排水金具M14ES115

仕様の図
高さは60mmでシンク下は57mmのようです。排水口はG1(1と1/2。M40サイズ)。これって・・・IGTの排水口は80mmだったので良くないか?排水口も今までと同じサイズだし・・・2295円か・・・仕方ないかな。コレがダメなら諦めよう。ということでポチりまして。数日後、商品が到着。
まずはシンクに嵌まるか確認。うん、115mmで良かったです。まぁこの当たりは規格化されていると思っているのであまり心配はしてませんでした。そして軽く取り付けてケースに嵌めてみます。すると・・・シンク自体は当然ケースの上に乗る形なのですが、前回(シンク付属の排水口)はそれでもケースの底に設置(ピッタリサイズ)したのですが、今回は指がするっと入ります。

!! 合格じゃん!!

おぉ・・・計画を進められるぜ・・・

それでは、シンクに合わせてケースをちょっと加工します。シンクが引っかかるようにカット。深すぎるとせっかくうまく入ったのに浮いてしまう形になってしまうので10mmもカットしてはいけません。これくらいです。
両サイドの内側をカット

カット部分のアップ

シンクを置いてみると・・・
シンクをセットして確認

カット部分はガムテープでガードうん、良い感じですね。ではカット部分をガムテープで保護します。

続いては排水のための穴を開けます。LOWケースケースなので臭い等のU字構成は無理。排水口を上の方に持って行きたいところですがシンクの底より高い位置に持って行くことも不可(逆流してシンクから排水しない)そこは諦めるしかないです。
穴の位置はココ
ということで、この位置にφ50mmの穴あけ(45mmだと小さい)。そこにG1規格のニップルを接着剤とコーキング材で取り付けます。内側はG1のネジをカットして固定(もちろん接着剤も使います)。これでニップルの固定は完了です。一応水漏れ対策としてコーキングもしておきましょう。
ドリルで穴あけ

接着剤&コーキングで固定(外側)

接着剤&コーキング&G1ネジ(薄くカット)で固定(内側)

続いてはシンクと排水口の取り付けです。まずはシンク表側に排水口のゴムを取り付けます。今回はゴムがちょっと大きかったのでシンクのへこみに合わせてカット(微笑製)、シーリング(コーキングを薄く塗る)して貼り付け、排水口を取り付けます。裏面ももちろんシーリング。ネジ部分は防水テープを1周だけ巻いてネジで締めます。2周以上するとテープがねじれて隙間から漏れることは以前確認していますので注意しましょう。
ゴムのサイズ調整

ゴム部分をコーキングしつつ排水口をセットこれでここは完成です。(落ちないようにテープで固定。排水口の角度に注意してマーキングしてから取り付けましょう(緑の紙がマーキング)

次はポンプの取り付けについて考えます。
ポンプはスイッチのON/OFF操作ができること。移動しないこと。などを考えてバックルを組みました。ネジでケースの取って部分外側に差し込む形で固定擦るようにしています。(差し込みボルト用にちょっとケースを削りました)
金具固定用にケースを加工

差し込みの図

取り付け:ポンプ給水口側(左側)

取り付け:ポンプ裏面

浮かしポンプはケースから浮いていることもポイントです(モータ駆動時、ビリビリしてしまいますので)

 
今回はシンクとケースに隙間が大きいので、プラ板で塞ぐことにしました。が、取り外すこともできるようにします。これは、蓋が閉まらなくなってしまう対応と、使用終了時にシンクを持ち上げてホース内の水の排水を行うためです。固定することはできません。そのため、収納を考えて組み立て式としました。(余っていた端材使用なのでサイズはいい加減です)
まずはポンプ側から。センターの板に両脇の板を差し込む形を採用。パーツとしてはコチラになります。
パーツ一式
これを接着。(小さいパーツを両端に挟み込む形。円形パーツの差し込みを作ります)
パーツの組み立て
こんな感じにポンプ下に差し込みます。
組み立てて隙間を埋める

同様に反対側も作成。こんな感じになります。(裏側にはスポンジを貼り付けて動かないようにしています)
ポンプ部と手前部分のパーツ

全体像

うーん、「穴埋めシート」とか命名しておきましょうか。外してばらしてシンク内に入れることができるようにしときます。(移動時、蓋を閉めるので)

これでシンク部分の製作は一通り作成は完了です。排水ホースなどを接続(外側は排水口を塞ぐなりホースをケースより高く)してシンクに水を張り、漏水チェックを行います。青テープは水位の変化チェックのため、水を入れた直後の位置に貼り付けておきます。
漏水チェック
しばらく(15分くらい)放置し、水位が変化していないことや各所から水が漏れていないかを確認します。漏れていたらコーキングなどで補修して再確認を行います。今回はどこからも漏水はありませんでした(過去2回の経験が生きたようです)。

 
これでシンクそのものは完成ですが、コレを使うにあたり給排水のタンクが必要です。今回は収納の関係から温水ポッドは収納できません。そこで、以前買って用途が思いつかなかった2リットルのポリタンクを採用することにしました。保温という点では全く効果は無いと思われますが、まぁ車載ということで。そのうち何か考えるかも知れません(アルミシートを巻くとか?面倒だからやらなさそうだけど)。これは給水側です。基本、水のペットボトルを使うんじゃないかと思うのでポリタンクはどうなんだろ・・・と言うのもあります。温水作るときは混ぜるのでポリタンクを使うということになるのかなぁ・・・なレベルです。
一方の排水側は今まで通りの5リットルのポリタンクを使用します(これまた別途買っておいたけど使ってなかったやつを使用します)。
それぞれ、「清水タンク」「グレータンク」と記入し、ケースと一緒に車載することとします・・・が、ばらけそうなのでマジックテープでそれぞれを連結させることにしました。使うときは剥がせばOKと楽ちん運用です。また、清水タンク用の取り付け具も(これまた買っておいたポリタンクの予備蓋。これらは前の縦長ミニシンク用として用意して置いたモノですが、今回の車載用LOWミニシンクで運用することにしました)用意しました。

まずは清水タンク用の予備キャップをポンプのホースに取り付け(空気穴も必要です)
給水ホースをポリタンク対応化左側がタンク内に入れるホースです。先にあるのはペットボトル用のキャップです。

最後は清水と排水のポリタンクたちの連結のため粘着タイプのマジックテープを良い感じの位置に部分貼り付けします。大きすぎると剥がすの大変だしポリタンクから剥がれちゃうので注意。接着剤でくっつけた方が良いかなぁ・・・(それは剥がれたときに対応しよう)
ポリタンク連結のマジックテープ

ケースへの連結のマジックテープ
配置は2リットルは縦・5リットルは横です。こんな感じに連結させます。(ケースと隙間ができるのでスポンジで調整。最終的にはギリギリサイズだったので要らなかったです)
ケースと連結

 
シンクの中には
・ポンプ
・ポンプ用ホース
・ポンプ用備品(充電ケーブルとか)
・穴埋めシート
・スポンジ
・スポンジ置き
・ビニール袋(生ゴミ用とか)
・洗剤
・ぞうきん
・排水用ホース(外側。排水タンクとの連結用)
などを収納しています。これらは運用時にすべて使うことになりますので必要な品になります。(結構ギリギリな量になります)

これを、ポータブル電源等の位置調整をして作った棚板下収納へ格納。
用意した空間

 この空間に突っ込みます

シンクとタンクを収納(後日、ポリタンクが飛び出てこないように補強バーを取り付けます)

 
これでキャンピングカーとしての一通りの道具(電子レンジとラ・クールを除く)が車載完了となりましたー。
水やCB缶といった消耗品かつ車載しておいてはいけないモノは必要時に調達する前提ではありますが、旅行時などでは事前に準備可能ですので、急な車中泊などでも一通りのキャンプ活動が可能となりました。
もっとも、ひげ剃りとか風呂セットといったような生活品は積んでいません。それは旅行時や避難時にどのみち用意しなければいけないモノなので水やCB缶と同じ扱いで考えています。逆に言えば、それら日常品・消耗品以外の最低限の道具の車載が一通りできた。という事になるのではないかと思います。

まぁ、あとは実際に使ってみて細かい道具やら調整を行っていけば良いかなと。
約2年掛けていろいろやってきましたが、これでやっと一段落できたかな。と思います。