先日のキャンプでラ・クールの実力を実地検証してみました。命がけの検証っぽくなってしまっていますが・・・(笑)
検証地は千葉県富津市金谷にある「サンビレッジ金谷キャンプ場」。2026年8月1日(土)-2日(日)です。
富津市金谷の記録はなかったので近くの館山の気温表を掲載しておきます。
| 1日 06時 |
1日 09時 |
1日 12時 |
1日 15時 |
1日 18時 |
1日 21時 |
2日 00時 |
2日 03時 |
2日 06時 |
2日 09時 |
| 27.3度 | 30.7度 | 32.2度 | 32.7度 | 29.6度 | 28.2度 | 26.7度 | 26.5度 | 27.7度 | 30.4度 |
日陰でこの数値ですので直射日光下での作業はなかなかのもの。車載の外気温度ではお昼頃では35度とか37度を示していました。なので、日中は+3度から+5度、直射日光下では+7度とか+10度と考えて良さそうです。ソレを踏まえての検証です。(お昼頃の走行時での車外温度では39度でした)
まず。キャンプ場到着時の13時。キャンピングカー内にある室温計は37度だったそうです。(その後はエアコンを付けて室温25度前後まで下げたので以降は参考にならず)
日陰のない場所にテントを設置(エイテントです。2.7mx2.2mx1.6m(高さは平均値)サイズ)。ここにラ・クールを仕掛けて冷却能力の実証試験を行います。効果無ければ熱中症で病院行きの私・・・大丈夫か?
テント設営後、まずは前後の外壁をまくっておき風を通す形で設置時に籠もってしまった熱を排出。といっても日陰にいるだけでも暑い16時。日中に設営していたら熱中症っぽくなって16時までエアコンの効いているキャンピングカーで休んでおりまして・・・
ある程度回復したので16時前から設営再開しました。
で、16時からラ・クール運転開始です。18時頃までは直射日光(西日)がテントに当たっていたのですが、まぁ太陽も日中の強さはありません。が、空気は十分熱しられており、まだ西日も強く外にいるだけで汗が吹き出てきます。そういった気温です。(体感・・・33度?)
17時頃に野暮用があってテント内に入ったところ、多少涼しいか?という感じでラ・クールが仕事をしているのがわかりました。
19時半頃にテントに待避です。19時頃には暗くなってきておりましたが外はやはり・・・という感じ。体感でまだ32度はあるのではないでしょうか。あまり気温は変化していないような感じです。そのためかテント内はそれっぽく涼しくなっており。ソレよりも湿気が減っているようで多少涼しげに感じます。
事前にエアベッドを用意しておいたのでとりあえず横になります。うん、このまま寝られそうです。
いつも自宅では28度前後で湿度は40%台と温度計が示していて、それよりも気温は高いような気もしますが湿気が同じような感じで、寝っ転がっていると汗が引いていきます。ラ・クールからの風がテント上部から降り注ぐ形でそよそよと当たっているのが良い感じのようです。
21時半頃。突然ラ・クールがピー、ピー、・・・と警告音を発報。電源ランプが点滅を始めました、うつらうつらしていたのでビックリ。とりあえず電源を落として再度ON。即警報・・・。これはいったい・・・クーラーで思いつくことと言えば「排水、どうなってるんだ?」です。室内機に貯まってしまってのエラーでは?と思い、排水口のゴムをちょっと開けたら冷たい水がドバーっと・・・。すぐに栓を閉じます。
んん?たしか室外機から排水するんじゃなかったっけ?ダメな場合は室内機に貯まるとなっていたけれど。貯まる要素はないよね・・・室内機の方がちょっと高い位置にあるし(室外機は外の低い台に乗せてあり、室内機より低い。仮に多少高い位置にあっても50cmくらいまでならポンプで吸い上げるらしい)。
うーむ・・・まぁ、とりあえず室内機を外に出して排水させよう。
排水後、電源を入れると何事もなかったかのように運転再開です。ほぉ・・・これは室内機からのドレンホースは必須と思った方がよさそう。ちなみに室外機からは全く排水はされていなかったようです。(どうやって排水するのかわからないです。ドレン口ないんですよね)
んー、ってことは、今晩は定期的に排水作業が必要ってことか・・・ろくに寝られんな。
で、肝心の気温等ですが、実に快適な状態でした。涼しいわけではないですが動かなければ暑くはない。つまり、体感で27度くらいで湿度は40%台かと。ちなみにトイレに行きましたが外はムシッとしてました。気温はちょっと高めで湿度はやばい。という感じ。
23時半頃。再びアラート発報。排水です。時間がワカラン・・・
この頃になってくるとちょっと寒く感じ始め。
02時半頃。再びアラート発報。排水です。
ちょっと寒いぜ・・・設定温度を上げて風向きも変えましょう。
05時頃、ダメ押しのアラート発報。排水です。
多少周りが明るくなってきており、日の出の時刻のようです。ちょっと暑くなってきた雰囲気なのでパワーアップ運転。
06時過ぎから外に出て車内の荷物を一度外に出す作業をしたところ、太陽が最初から暑い。そして昨日の影響からかアッという間に汗だくに。テント内に待避するもあまり涼しくない。直射日光が当たったテント内は急激な温度上昇となっているようでラ・クールは戦っている。という感じです。吹き出し口のそばで涼みます。で、作業開始。これをしばらく繰り返しました。
7時半頃、テント内の方が暑くなり始めました。もう外壁を開けてテントを換気モードにしたほうが涼しいのですが、日向は意味なし。日陰を作ってあげないとダメっぽいです。
と、ここでラ・クールの運転終了です(ポタ電の片付けもあったので)。以降は車(ノア)のエアコンのほうが強烈に効きますので、涼むのは車の方に切り換えました。
ということで、日が陰ってから日の出までの間は30度前後の気温であればエイテントクラスでも十分実用に耐えてくれる。ということがわかりました。排水問題(単に室内機にドレンホースを接続するだけ)がなければ一晩快適に過ごせます。
逆に言えば、酷暑日における日中のテント内冷却はちょと出力不足とも言えます。とはいえ、そもそも車用のポータブルエアコンです。用途がちょっと違うので車なら十分に冷却ができるモノと思われます。まぁ日陰なら大丈夫と言えるのかも知れません。
今回(も)、真夏でのテント設営で熱中症のダウンとなることから、今後もし真夏にキャンプ等になった場合は車中泊ないしバンガロー泊が前提となるでしょう。となれば、ラ・クールで夜はしのげる。ということになります。
ただ、使用電力はちょっと気になるところです。
夜間での安定運用時では消費電力は290W前後でした。これはほぼ仕様通りです。が、コンプレッサーが動くとき?ポンプが動こうとしたとき?には900Wとかそれ以上の突入電力が必要なようです。ここではあえての「突入電力」としておきます。
※突入電力:動力開始時に瞬間的に大電力を消費してしまうこと。安定すれば省電力で動作します。品の仕様としては定格電力として安定時示の電力を記載。突入電力の予想は定格電力の数倍で考えます。
今回使用のポタ電はECOFLOWのDELTA3。1000w対応でXBOOTで1500w対応となっていましたが、カチカチと1000w超と切り替わりが発生。ちゃんと出力できてないのか、ラ・クールが秒単位で電力制御してるのかはわかりませんが、うまく動いていたような動いていないような・・・という感じでした。ちょっと調べてみる必要がありそうです。
で、通常時のみで消費電力を仮に300W計算とした場合、ポタ電の電力量が1000wであれば3時間で使えなくなる。と言うことになります。今回の装備では2000wなので6時間と言うことになるわけですが、一晩持たないね・・・つまり、AC電源の確保が必須。ということになる。と言うことになります。
ちなみに今回はAC供給ができ、ポタ電は300W充電設定。結果的にポタ電は常にフル充電状態をキープできていました。電源事情は要考察です。当面はラ・クール使用時はAC100Vが必須と考えておくのがよろしいでしょう。(ポタ電買い換えや増設はお金がね・・・ちゃんと考えないと。大きさもありますし)
最終的な結論
と言えると判断しました。
テントや車中泊以外での用途を考えた場合、真夏の日中の駐車時に車内を冷やしておくのに使う。というのが良いかも知れません。数時間であればDELTA3だけでも電源容量は足ります。まぁ毎回室外機を外に設置。とかあるので面倒ではありますが。今のところ、この運用は妄想にとどめており実施はしていません。換気も走行すれば10分くらいで車内は30度台にはいり、そこからは車のクーラーですぐに冷えるからです。そして、ラ・クールはそれなりに大きいので常時車載は邪魔だったりもしますし。まぁキャンプ系の時だけ出番でしょうかね、今のところ。(となると、高い買い物だったかもしれん・・・)
