キャリアを自作しよう 8_重心を下げる編

バイク

実際に荷物を積んで試走した結果、重心が高いなぁ。というのを最初に感じました。
なので、少しでも重心を下げよう。ということで画策。
といっても積載する荷物自体は変わりません。そういった場合の方法として

(1)荷物の中身の配置変更による重心調整
(2)荷物そのものの積載位置を下げる

の2通りがあります。

(1)は、「重いモノは下の方に」です。出来ればサイドケースに入れられれば重心は大きく下がります。サイドケースなので反対側にも同等の重量を移す必要があります。バランスが最も大事です。
この方法は現状でも可能なので、ここでは考えません。

ということで(2)について対応してみることにします。では、どうやって下げるのか?
シートにコンテナボックスを置き、そこに板を置いています。そのため、ボックスの高さで板の高さが決まってきます。
つまり、ボックスが低ければそれだけ板の高さを下げることが出来ます。とはいえ、そもそもキャリアとの干渉を避けるための高さ確保として用意したものであり、大きさ変更は難しいのも事実です。(シートの上に載せるので、それより下には下がりません)

が。
今回使用しているコンテナボックス。大きさ同じで高さだけ違うボックスがあったりします。容量は6.6リットルから4.5リットルになりますけど。高さが2/3程度になります。いけるかどうか微妙なラインです。
モノは試し。試さないと全然わからないので購入しました。お値段も500円前後とたいした金額でもなかったので。蓋は共用サイズでしたがセットで購入(両方で1000円くらい。オンラインだと半値くらい)。で、試してみました。

元の6.6リットル(33.4×19.8×H15.8cm)
装着状態

今回の4.5リットル(33.4×19.8×H10.0cm)
低床装着

結論から言うと、置けました。実際問題、これくらいの隙間になっています。
装着隙間(低床)

元の6.6リットルの場合、げんこつ1つ入るくらいの高さ(約10cm)があったのですが、4.5リットルの場合は2cm程度。トップケースの出っ張りと同サイズです。それなりに重心を下げることが出来るようです。そのかわり用意している突っ張り棒は妙にはみ出ることになります。ストッパーの位置が、一番下(ポールを逆さまに利用しているので、ポールの足部分が上で一番上になります)だったのが4番目の位置に上がります(見た目としては下がります)。役割的にポールの長さは36cmくらいはほしいので45cmポールのままとなります(その下は30cmなので足りない)。まぁ荷物のストッパーとしての役割もあるので、10cmくらい出っ張っていた方が安心ではあります。

チェーンやテーブル用ポールも全部収納できるので、4.5リットルBOXでの運用ということになります。重心の低床化、できました。
(板固定用のチェーンは都度サイズ調整できるようカラビナ使ってますし、たるみはゴム紐で引っ張るので問題ない。・・・はず)
#元の6.6リットルのボックスは道具入れに化けます。