ダイソン掃除機 動かなくなる

日常

我が家では数年前からダイソンのV10 フラッフィー(いろいろブラシやらのセット)を使ってます。
今回、ちょっとリビングの模様替えが発生したので大掛かりな掃除を・・・と思ったら、「ウイーンウイーンウイーンウイーン」とモーターが動いて止まってを数回繰り返して停止するじゃないですかっ!!!
で、手元のランプが1つ点滅。「パイプ詰まり」ですって。そんな感じのアイコンが点滅してます。あらそうですかー。

で、取説を・・・どこいった?(笑)
仕方ないのでダイソンのサイトで取説をダウンロードして確認しました。(以下、抜粋)

やはりパイプ詰まりのアイコンでよいようです。なになに、筒とか確認しろと。まぁそうだよねー。

で、確認すると先端ブラシは髪の毛が大量に絡まっているものの特に問題はなさそう。回転ブラシと筒との間にはなにかフィルターのようなものがあるようで、逆流防止かな。のゴムっぽいのがありますけど、それはねぇ。なので問題はなさそう。

続いては筒を確認。こちらは1mくらいの長さで中は・・・ほこりが数か所にでかいのがあるものの、つまり判定には引っかからない感じ。なのでこちらも問題はなさそう。

となると、残りは本体になります。実際問題ホース(筒)を外して本体だけでスイッチを入れても「ウィーンウイーンウイーン」になりますので。

というわけで本体をのぞき込んでみます。すると・・・別に何も詰まってないです。クリアビン(ゴミがたまるところのケース)を取り外してほこりや髪の毛など取り外し、本体側の吸気部分のもごみを払い落とし。
それでもやっぱり「ウイーンウイーンウイーン」。
こうなってくると、本体中身の問題か・・・?

本体は+ネジと星形ネジでパーツが留まっています。うーむ・・・微妙な作りになっているのかなぁ。ばらして戻せるかな?と考えて、どこがどう外せるのかなぁと本体をひねると、なんとお尻部分がかぽっと外れてしまいしたっ!!
「なぁーーにぃぃぃーーー?!」

あ、フィルターだったのね。外せるのね(笑)
そのフィルター。真っ白な粉で厚さ1㎜程度でおおわれており・・・どーした?これで吸い込むのか?ってくらいほこりがびっしり。そりゃぁエラーだろうよ。

ということで、まずはそれを払い落とします。といってもそう簡単に落とせないので歯ブラシとか使ったりゴシゴシと。フィルターを傷つけないように注意しながら作業。あー、フィルターってこんなんなんだね。などと感心。
で、取り付けてチャレンジです。

「ウイーンウイーンウイーン」

変わらんやん。なぜ。
あ、水洗いして24時間以上干せ。ってなってるなぁ。うーん、その前にやっておきたいことがあるかな。それは・・・「分解」(笑)
はい、ばらしましたー。中央の細いパイプ部分とスイッチの取っ手部分を分離できなかったのですが(ネジとか見当たらない。ゴムみたいなやわらかいプラスチックパッキンを取り外せればなにか進展ありそうだったけれど、それは取り外せなかった)、吸引パーツ・サイクロンパーツ、モーター部と3つに分解はできました。

まずはモーター部。例の白い粉はたくさんありましたが、基本的にフィルターのほうへ行くのであまり汚れてはいませんでしたし、ここまでは髪の毛も入ってこない様子。ちょっとなでるように掃除して終了。

サイクロン部分。これは細い穴があるだけなんですがまっすぐではないのでよく見えません。ライトを当ててみると・・・白い粉がびっしり。これが犯人か?でもどうやって取るのかな・・・
思いついた方法は、18㎝の竹串。これを突っ込んでガリガリと延々作業。ある程度は剥離成功です。が、パーツを分けることができずに隠れている部分も半分くらいあり、そこは見えないし串も届かないので作業できず。まぁ穴自体は開いているようなので詰まった判定はされなさそうですが、今後の課題かなぁ。
#あとで思ったのは、この中央のサイクロンパーツはただの筒(プラスチック)なので、洗剤につけ置きして流水で流せばよいのでは?

ホース側の吸引部ですが、ここは普段から触れる場所ですが、クリアビン(ケース)が取り外せることが判明。これで絡まった髪の毛とか楽に外せることが分かりました。といっても、やはりつまり判定がされるほどではなく。というか、目視できるし取り外せるのでここで困ることはないです。

 
となると・・・不思議。
どういう判定がされているのか不明ですし、ここまで見てきた段階でセンサー類が一切ありません。そういった端子も見当たらず。先端(筒のほう)へ進むほどセンサーがあれば電線などもあるはずなんですが、端子は1つで2極しかありません。モーター系なので直流だとは思うのですが、ここに交流を混ぜてセンサー情報を乗せてるのか?とか考えたのですが、センサーがないのでそれもなぁと。

結局は空気の流量で判定を行っているのか?というように思えます。
そして、見てきたようにつまりはほぼ解消させた形(大きな要因はフィルターの目詰まり)なので、これで行けるはずなんですが・・・。とりあえず組み立てて試してみるか。

「ウイーンウイーンウイーン」

変わらんぜー。トホホー。

でもまぁ取説見ると水洗いしろとなってますし、月イチで水洗いしろとなってましたな、そういえば。(おい)
まぁやってみるかー。ということで洗面所で水洗い。水切りして放置です。

 
 
12時間後。結構乾いたよね。ってことで本体に取り付け。で、動作。

「ウイーンウイーンウイーン」

変わらんやん。なぜ。
そしてパワーを強で再チャレンジ。結果は変わらずだけれども排気口(フィルターお尻側面のスリット)から水が飛び散り。まだ乾いてなかったのね。もう半日くらいは干さないとだめらしい。後でわかったのですが、フィルターのスポンジ?不織布?は比較的早めに乾くのですが、奥のほうにあるフィンみたいなのが乾かないとだめとのこと。これが乾きにくいらしく、ちょっとでもぬれているとNGなんだそうです。なので30時間とか確実に干したほうが良いらしいです。面倒なら消耗品なので交換するほうが早いですね。

結局、それから36時間放置。結果的に50時間くらい干した形に。梅雨時期なので仕方なかったというのと仕事行っていたのでどのみち放置でございまして。さすがに乾いているようです。では改めて。

「ウイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

おぉーーぉ!!戻ったー!!
本当に、ちょっとでもぬれているとダメなんですねぇ。どんな繊細なセンサーなんだよ。

とりあえず本体だけなら正常動作になりました。
続いては筒。これを取り付けたらどうなるかなぁ?

「ウイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

おっけー。まぁ中のほこりもなくなっていたので妨げるものは何もない。
最後はブラシ。お部屋用の普通の形のブラシです。ではスイッチオーン!!

「ウイーンウイーンウイーン」

あかーん!!
こっちも詰まっとんたいんかいっ!

まずはブラシをばらしてローラーに絡みまくっている髪の毛を取り除きます(これだけで10分。強敵です。というか、我が家は髪の毛落ちまくりすぎ。女3人の髪の毛は半端ない量です)。
で、ブラシ部分(ローラー取り外してる状態)から筒のほうを見るとほこりが詰まってました。例のゴムフィルターを突破できずに溜まっていたようです。ピンセットを突っ込んで取り除きます。取り除きます。取り除きます。取り除きます・・・

って、いつまで詰まっとんじゃっ!!!
格闘数分。ある程度取り除けたようで(どんだけ密度が濃いのか・・・)、覗いてみると向こう側が見えましたー。

・・・あれ?
ゴムフィルターはどこに?

よく見ると、中央に透明な板みたいなのがあります。こんなのあったっけ?
ピンセットでつまんでも取れないのですが上下には動かせます。というか、こんなのなかったよね?
筒側から押し込んでみると、サクッと動きます。もうちょっと押すとするっと動き。ブラシ側から出てきたのは棚とかの転倒防止用のストッパー。なんでそんなものが。

あ。

『回転ブラシと筒との間にはなにかフィルターのようなものがあるようで、逆流防止かな。のゴムっぽいのがありますけど、それはねぇ。なので問題はなさそう。』

これか。これが誤解だったのね。ストッパーに絡んでほこりが詰まってふさいでたんだ。道理でものを吸い込まないわけですよ。なるほどねぇ・・・
改めて覗いてみると、そこには全く障害物がなくなった筒が(笑)
これが正解なのか。

改めてブラシを取り付けて(もちろん組み立て済み)スイッチオーン!!

「ウイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」

おっけーですー。
直りましたー。結論からするとブラシに転倒防止ストッパーが詰まっていた。ということですが、数年の粉塵がフィルターに詰まっていた。なども判明。それらの清掃もある程度できました。また、本体の分解もある程度できたので実り多き事態であったといえるでしょう。
これでもうしばらくは使い続けることができそうです。(フィルターは交換してもいいかな。と思いました)