車内を有効活用したい 冷蔵庫とコンテナ

なんちゃってキャンピングカー

車載用冷蔵庫。小さい目のを購入してしばらく経ちます。
大きいのは車に常設しているのですが、小さいのはどうしようかな。と運用が定まらず。
助手席に置いてみたのですが、リュックが置けなくなって困りました。冷蔵庫の上に載せたらずいぶん高い位置にリュックが。ちょっとしたブレークで舞い踊ります(笑)
かといって助手席足下だと届かない。セカンドシートにおいても届かないし、文句言われる始末。うーむ。
自宅に持ち帰ってみた物の、室内だとそれなりのサイズになるので結構邪魔。個人用冷蔵庫として使えばいいかなぁと思ったのですが、別に普通に冷蔵庫使えば良いじゃんというオチですし、そもそも水筒派なのであまり必要ないという。

そこで、現在セカンドシート中央足下(キャプテンシーとなので左右独立シートなので中央にはウォークスルーの隙間あり。左右の位置的にはその隙間の位置)に、荷物置き場としてキャプテンスタッグの折り畳みコンテナが置いてあります(コンテナは紆余曲折あり変更となっています)。バッグ入れたり弁当亜kったときに入れて置いたりと、それなりに活躍しているようです。
そのサイズ。実は冷蔵庫とほぼ同じ大きさ。なので、重ねてみてはどうだろう?と考えた次第。でも、ただ乗っけただけではコンテナがエア舞踊すること間違いなしwww
かといって妙な固定をすると冷蔵庫が使えない、ただの台となってしまいます。これをどうにかできないのか? と考えていました。

で、たどり着いた結論。「冷蔵庫に枠をかぶせよう」

構想約2週間。設計約1週間。妄想2週間。結構時間かかりました。まずは材料を仕入れます。
材料はいつもの桐板いつもの桐板。
今回は15cm幅x91cm長x1.3cm厚のものを3枚用意しました。1枚は23mmx91cm長でカットしてもらっています。@600円でカット込みで約1900円。あとはφ3mmx30mmのさらネジなど手持ちに無ければ用意します。
まずは、未加工の板をキレイに半分にカット。これで45.5cm幅の板が2枚取れます(92cm弱あるので、カットしたときの歯厚でサイズが微妙に変わります)。
もう1枚の方は33cmずつ左右からカット。23mm幅のも33cmでカット(コチラは1本)。残っている13cmくらいの板も同様に33cmでカット(こちらも1枚)。合計5枚の板と1本を用意します。
そして、45cm長の板は、左から3cmと31cmのところに印を入れ、9cmほどのくぼみを作ります。33cmx15cmの板2枚は、長辺1つの両はじから63mmのところに印を入れ、80mmほどの深さでカットします。結果、こんな感じの板になります。
カットした板たち(大きい板のくぼみの角はドリルで丸くしてみました)

あとは組み立てですが、組み立て時のネジ穴はφ2.5mmのドリルを使います。場所は・・・まぁ適当で大丈夫でしょう。穴あけしないと板が割れるので必須です。
まず、45cm板のくぼみを上に立てます。その板で33cmの大きい板を立てて挟みます。このとき、33cm板の両端カット部分は下にします。これでネジ留めすれば、とりあえず四角い枠が完成します(が、まだネジうちは控えましょう)。
この四角い枠ですが、これが冷蔵庫にかぶせる枠となります。(カットした部分は後ほど役割を説明します)
この枠ですが、このままでもよいのですが、この上にコンテナを載せるとお互いが傷つけ合う事になってしまうので、仕切り板をつけようと思います。枠33cm板(形状はT字型)の上から2cmのところに印を入れます。ここに23mm幅の棒を取り付けます。反対側も同様にして13cmくらい幅の板を冷蔵庫の天井を覆うように置きます。
これでできる形がコチラになります。
完成図(全体俯瞰図)
33cm枠から見た図

この形でネジうちして固定させて完成です。
完成したら、冷蔵庫にかぶせてみましょう。
装着前:
装着前

装着後:
装着後 金属板も見えます

完璧です・・・
45cm枠板のくぼみは冷蔵庫の蓋開閉エリア。33cm枠板のカットは冷蔵庫の紐通しパーツ部分です。
23mmと13cmの板は冷蔵庫の蓋に干渉しないようにしつつも、冷蔵庫の枠に引っかける形で上に載せる荷物からガードを行います。これは無くても木津つくのが我慢できれば不要ですが、枠の補強材としての機能も含んでいます。

ではコンテナを載せてみましょう。合体っっっ!!!
パイルダーオンッ!!

?!

?!?!?!
ひっかかっとる・・・

なんてこった・・・
それから写真には写ってませんが、電源ケーブル差し込むところが塞がってます。根本的に再設計しないと・・・

まて。まだだっ!!

13cm側の33cm板を外し、なんとか加工を・・・
余っている23mmの棒(91cm長で33cmしか使ってないので余っている)を有効活用すべし。
まずは引っかかっている部分の2cmをカットしてフラットにしよう。しれから電源口の確保。5cmほどのカットが必要。なるほど・・・ではそうしましょう。
カットラインを引く直線カットなので難しくは無い(だるいけど)

これで電源口は確保。問題はコンテナの引っかかり。これは約1cm引っかかっていることが採寸して判明。なので、45cmいたに板厚である13mmの下駄を履かせることに。そして、そこに45cm板まで覆える33cm+アルファの棒を用意します。サイズは現物に合わせますが、おおよそ34.6cmくらい。下駄もこの棒から13mmサイズを2個カット。あとはネジで固定です。下駄と45cm板をネジ留め。それから34cm棒を下駄の上から45cm板へネジ留め。ここは長さが26mm以上必要で、おそらく取っ手としての役割も担うと予想。なので手持ちのφ4mmx60mmのネジを使うことにしました。また、取っ手の用途の想定のため棒も補強、つまり30cmの金属板(ダイソーで売っていたヤツ)が手持ちに余っていたのでネジうちしておきます。

で、こうなりました。
調整官僚の図
良いんだか悪いんだか・・・枠板として45cm板と、33cmではなく34.6cmで作れば問題は無かったんですけどね。間違えちゃいました。(でも、そうすると23mm棒をもう少し太くする必要があり、13cm板が細くなります。また、サイズが大きくなるのでがたつきが生じることに。結局、今の形状の方がピッチリとシンデレラフィットしているのでよいのかもしれません)

では改めて。装着っ!!
装着 Part2

合体ーー!!!
オンっっっ!

すばらしい・・・完璧です。
ちなみに冷蔵庫の操作パネルは隠れてます。が、まぁスマホアプリもありますし、取り外しも簡単ですので気にしなくてよいかな。どうせ設定したら触らない訳ですし。
それよりも、コンテナをどかせば冷蔵庫にアクセスできるのが良いですね!(The自画自賛)