なんちゃってキャンピングカーのためにリスのケースを使ったシンクを作りました。そして、これは可搬式。なので、それを何回かキャンプで使ってみました。これは優秀・・・
なんですが、いかんせん水源は2リットルのペットボトルを使っています。なので常温の水。夏前後はともかく冬は常温とはいえ水は冷たい訳で、シンクならお湯が使いたい・・・
そんなときはお湯を沸かして水筒に入れておいて清水タンクを別途用意すればよい。ということで実践してみたのですが、直後はOK。でも数十分もすればぬるいというか常温に。どうやって保温するの?
これを解決するために1年間考えてました。そして1つの結論が出たので作成段階に移行です。
その方法。それは、ワークマンの真空ハイブリッドコンテナを温水ポッドとして使う方法。
本来は氷などを入れてペットボトルなどを冷やしておくためのものです。が、購入してからお試しで1回しか使用していなく、そろそろ捨てようかなぁと思っていたところでこの用途に気がつきました。
今回はシンク用ということで給水ポンプで水を供給する形になりますので、ポンプのホースを通す必要があります。蓋を開ければよいのですが、それだとせっかくの保温が効果薄になってしまいます。また、保温なので空気穴も必要になってくるでしょう。もっともホースでお湯を向きあげた際にも空気穴は必須。そして、ポンプを使わない時の保温のためのホース用穴の蓋。これも考えておく必要がありそうです。
これらを一気に解決する方法。それを思いついたので実践してみます。
まず今回用意するもの。それはグロメット。
グロメットとは、机などに電源コードを通す穴。あの穴を塞ぐためのゴムパッキンのこと。
今回は真空ハイブリッドコンテナの蓋にホースと空気用の穴を開けたところに取り付ける内径9mm、外径21mmのグロメットが4個と、内径21mmのグロメット。これはホームセンターにありました。今回は売られていたiteck正のグロメットKGE-14Aと28Aを購入しました(4個入りでそれぞれ300円くらい。サイズは14Aと28Aのサイズになります)
まずはコンテナに15mmの穴を2つ開けます。蓋の上と下を貫通させます。中間は空間になっているので豪快にドリルでドッカンとやるとwれるので注意しましょう(実際割れました・・・)。φ15mmは14Aグロメットを挟み込むための穴のサイズです。(このグロメットは14mmですけど17mmくらいまでは大丈夫っぽい。φ15mmのドリルの歯しか持ってなかっただけです)
蓋の2カ所を上下で4カ所。なので14Aのグロメットは4個です。
そのうち1組(上下)は空気穴。1組は給水ホースとなります。蓋の中間は空気層(で、申し訳程度に発泡スチロールも入っている)なので空気穴部分には給水ホースを埋め込んでおきます。給水側はホースを底まで届くような長さと、蓋の上側には十分な長さを併せ持った長さ、50cmから60cmくらいでしょうか。通します。
最後に、空気穴の蓋上側。ここに蓋を用意します。蓋は28Aのグロメットです。14Aの外径が21mm。そして28Aの内径も21mm。これです。かぽっとかぶせることで蓋の完成です。(28Aではなく1つ小さい24Aでもよいかも。その場合内径は19mmでキッツキツになります。閉まるか不明)
いい感じになりました。
割れたところは接着剤でくっつけてあります(ここは水に触れる場所ではないのでOKでしょう)。空気穴部分にだけ蓋です。なくさないようにワイヤーもくっつけておきました。
実際にはまだお湯を入れてないのでわかりませんが、保冷ができるということは保温もできるでしょう。
ただまぁ衛生面を考えるとビニール袋でお湯袋。という運用がいいのかしら?と考え中です。(面倒なのでやらない可能性が高いです。構造上、水漏れは蓋側からしかしないですし、使う前に洗えばいいのでは?基本清水タンクな訳ですし)