エアベッド+電動送風ポンプの実験

へにゃキャン

実運用出来るかどうかの確認をしてみました。
大げさっぽいですが、大げさです(笑) 家で膨らませてみただけです。
とりあえず実験しておかないと、本番でダメでしたー。はありえませんですから。
エアベッド
電動エアポンプ
この組み合わせです。
エアベッドはアイリスオーヤマさんのABD-1N。190×73×H22cmです。
ポンプはFLEXTAILGEARさんのTINY PUMP。5.3×φ4.3cm。3.5KPsで180リットル/分。
前回紹介したヤツです)

数字だけだとポンプはワカラン・・・

毎分180リットルは・・・1分で風呂半分ってところでしょうか。バスタブもサイズが色々ですけどねぇ。なので数値で考えてみます。
エアベッドが190cmの73cm。1リットルは1000ccなので10cm四方の立方体。つまり、19と7.3と言うことになります。高さは22cmなので2.2。これらを掛け合わせると、約305という数字がでます。これを180で割ると、まぁ2弱。つまり2分くらいだ。ということがわかります。
ただまぁ、この180という数字はきっと無負荷のときの数値なのでしょう。なので半分か1/3程度にダウンすると仮定します。90か60か。ということですね。なので、305だと3.5とか5という数値。すなわち、3分から5分くらいかかりそうだ。と推測されます。

問題は「3.5KPs」。パスカル・・・圧力の単位ですね。これがわからん。
Wikiによると

1パスカルは、1平方メートル (m2) の面積につき1ニュートン (N) の力が作用する圧力または応力と定義されている。

1Nって?(笑) もう忘れちゃってるよ。

1ニュートンは、1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力

なるほど。
つまり、3.5kgの重さの1m2を1分間で1m加速させる(移動ではない)力ってことですね。わからん。
Wikiを読み進めていくと、1Nは単1電池を1個に働く重力。というのもあります。そういう代替え説明もあるのね。なんとなくわかった。ようなわからんような(笑)
再びWikiからですが、

1気圧程度の圧力ならば、キロパスカル (kPa) が使用されている。日本では1999年10月以降、パスカルへの移行が行われた。工学的には今まで使われていた 1 kgf/cm2 = 98.0665 kPa

とあり、1kgf/cm2=100kPaと考えて良さそうな感じです(イメージ把握としての話)。
となると、3.5kPaは35gf/cm2くらいということになりますね。これならなんとなくわかります。1cm四方を35gの加重をかける。というイメージです。35g?

うーむ・・・弱くないか?エアベッド膨らむの?

ま、やってみましょう。
エアベッド

エアポンプ

エアベッドの左側にチョコンと付いているのがポンプです。
写真は途中のものです。はじめはぺったんこから。

では、スタート。
音は、遠くで掃除機動いてる?っと位です。日中であればキャンプ場でもOKですね。夜はダメ。まぁ19時くらいまでなら許される?ってところでしょうか。

1分経過:うーん・・・上の写真くらいです。
2分経過:膨らんできました。ここまでが長いんですよね。
3分経過:結構い感じに膨らんでますが、まだ乗れないな。ポンプは浮いちゃってます(ちゃんとくっついてはいます)
3分半経過:送風音が変わりました。苦しくなった?
3分45秒経過:さらに音変化。エアベッドはほぼパンパンに。

終了です。もうちょっとやっていたかったのですが、エアベッドに乗ってどこか破れてもイヤだし、ポンプが壊れちゃってもヤだし。たぶん大丈夫だとは思うけど。

結果は4分弱。10分くらいまで連続動作してもよいので十分ですね。小さいのにやるな、コイツ。
ベッドはパンパンですが、パッツパツではありませんし、そこまでする予定もないです。乗ってみましたが必要十分な堅さまで空気が入っています。底突きする可能性はありません。(10cmとかくらいだと底付きしちゃうんですよね)

これなら実際のキャンプでも十分以上に使えることがわかりました。手動ポンプいらずです。
これでパッキングがはかどります。(まだやってますが、そろそろ最終かな?と期待しています)

 
ちなみに片付けですが、ポンプ使って排気するよりも畳んで空気を押し出す方が早いです。畳みながら空気抜く形で1分くらいでほぼ抜けます。そこから折りたたんで小さくまとめる方に1分とか。片付けの方が早かったです。(コットの方がよっぽど時間がかかります)