パッキング再再考 その4

バイク

数回キャンプを行い、数回バイクへの積載確認をして。(なので、間が開いています。積載確認は毎回「ダメだな、これ」という結論です。)
毎回、致命的な問題が発生(荷物多過ぎ)していて、あーだこーだと色々対応していましたが、いよいよ最終に近づいてきました。
コレがダメならバイクでのソロキャンはちょっと考えないといけません。なにを考えないといけないかと言うと、
・快適性
・携行性
についてです。現在は「快適性>携行性」です。もちろん携行のための小型化や効率化などは考えています。そのなかで快適性を求めているわけで。そして快適性が良いものはデカイ。嗚呼携行性。でも、物理的にデカイものはどうしようもないわけです。

それからもう1つ。元々の考えですが
・非常時対応性
です。非常時に使えるモノを。というのが大前提で、それをキャンプに使っていこう。というのがベースです。そのため、快適性をある程度求めているわけです。そして「経済性」が出てきます。キャンプの値段が高いと使わないことになるので道具としてどうなのよ?特に問題となるのがランニングコストです。なので車よりもバイクという選択肢になります。

これが「バイクでソロキャン」という結論になっていて、そのための積載貨物の調整を行っている。というわけです。そして、そろそろそれが最終段階に入ってきています。最終的な結論として「バイク(グロム)でのソロキャンは、現行の考え方ではムリ(快適性>携行性)」となれば、方針を変えることになります。

方針1:車にする
方針2:快適性<携行性 としてグッズを揃え直す
方針3:バイクをでかくする

費用対効果の高い順に並べたつもりです。安直にランニングコスト(施設利用料と移動コスト)だけの問題で解決するのが車です。
グッズの買い換えだと10万円を超えてくるのは確実です。
バイクは・・・本体で数十万円+保険料とかです。

まぁバイクの大型化はさておき、車によるランニングコスト増加でいうと、1回のキャンプでバイクのソロキャンと比較して3000円から1万円(高速道路とかも絡んでくると一気に高額化)くらい変わってきます。5000円平均の差がでるとして、グッズ買い換えが15万円なら30回分でペイされることになります。年間数回なので数年以上かかることになります。その間にグッズの買い換えなども発生することでしょう。なので「車にする」というのが選択の第一候補となります。

 
 
さて御託はここまでで本題です。
数回キャンプを行い、数回バイクへの積載確認をして、
・テントをバッグに入れてタンデムシートへ載せ
・その上にワイヤーラックの棚板(足を工夫してバイクに固定)
・その上にリスの70リットルケースの載せる
・板の奥行きが余るので、そこにポール類と筒状に畳んだタープをくくりつける
という形に落ち着きそうです。ケース1個なら高さも許容範囲です。たぶん。(積載確認のときに「これが限界だろうな」と思いました)

バッグとかは今まで何回か記事にしているので、今回はケースの中身イメージです。
ソロキャン荷物
左がシュラフ。下にはエアベッドが入っています。右は生活品、すなわちバーナーやケトル、コッヘルなど。中央付近はランタンやバーナー台、焚き火台などが入っています。
左のシュラフエリアと、中央・右の生活エリアとの仕切りは段ボールケースです(笑) 仮設ですが最終的にこのまま落ち着きそうです。ケースに合わせて加工済みです。
カーゴケース用内カゴ
これが図面です。アマゾンさんからの荷物が入っていたA3サイズ(297×420mm)が入る箱(H300mm)を加工しています。下のグレー三角部分をカットして壁を寄せてガムテープでガッツリ貼り付け(底面の一部が重なるので、そこもカット)。どうせ見えませんし。壊れても廃品利用なので気にならないし、ある程度丈夫だし。加工自体も4箇所(+底面の重なる部分)をカッターでカットして詰めるだけの簡単作業と良いこと尽くめです。

前回判明したバーナーのストーブはエイテントではあまり効果が無いのですが入ってます。コレを抜くと荷物にも余裕が出てきます。バーナーも2個入っているので削減可能と改善の余地がありながら、1ケースに収めることが出来ています。

削減に大きく貢献したのが「エアベッド」です。コット+エアマットがガッサリカットされて小型化。次に「ヒートシュラフ」。インナーシュラフが不要となりました(たぶん。要実証確認)。これで数十リットルの場所を確保でき荷物が1ケースに収まる形になりました。
また、ケースもLOWを使いたかったのですがノーマルを使用。これで寝かせなければいけなかったバーナーや焚き火台などを立てて収納可能となり、パッキングの高効率化。結果的に必要容量を減らすこと(グッズの数は減らない。隙間の空間が大きく削減)が出来ています。現状でもまだ余裕のある詰め方になっているので、詰め方次第でまだ荷物が入ります(が、実はもう少し減らしたい)。

ただ、この中にCB缶や着替え、食料などは含まれません。そういう意味の消耗品はすべてサイドケースE22に収納予定です。
そして、バイクでのこっそり必需品のカッパ類。こちらはタンクバッグに入れることになると思います。風呂無し・着替え少量であればサイドケースに入れることもあり得ます。

さてさて、どうなることやら?(もう少し考察は続きます)