ツーリング 20230217-18 その5

ツーリング

今回のツーリングは宿泊ツーリングです。宿泊地は愛知県岡崎市にある、レッドバロンの「バイクステーション岡崎」です。
旧友が岡崎市に在住で遊びに行くことに。

今回のルートです。

往路
マップ1:自宅-御前崎
マップ2:御前崎-浜名湖
マップ3:浜名湖-岡崎

復路
マップ4:岡崎-自宅
 
今回の記事は「マップ4」の「岡崎-自宅」のパート1です。
マップ4

午前8時。もう一人の宿泊の方と同時に出発です(あっという間に離されたけど(笑))。
まぁコチラは原付二種。あちらは800ccのバイクでしたので追いつこうという気も起こりませんし、追いつけないですし。
ま、先は長いのでじっくり帰りましょう。

・・・

時間は遡り午前6時半ごろ。ナビに現在地から自宅という雑な設定でルート検索を行いました。すると・・・
国道1号-国道23号-国道150号。清水で国道1号合流。御殿場で国道246号で長津田まで。というルート。へぇ・・・320kmくらいですって。思ったより減ったけれど、結局は浜名湖・御前崎回りなのかよっ!!って思いました。
どうやってもゆるキャン△ルート確定ってことなんですよ。ふーん、そうなんだぁって感じです。

で、昨日嵌まった国道23号です。今回は最初から迷わず走ります。

(ここからはイメージがしばらく続きます)
豊川から豊橋に東端。静岡県との境まで国道23号が続きます。信号無しで延々と数十km。基本片側二車線で1/4程度?が片側一車線になるようです。それはもう走りやすいのなんのって。皆さんバンバン飛ばしますよー。
もちろん制限速度は標識無し。つまり時速60kmってことですよね。メーターは・・・87?あれれー、まだ追いつかれちゃうんですけどー。回せ回せー。おらおらー。

気がつけば102

おい。(イメージですよ、イメージ)

昨日2時間かかった浜名湖ですが、今日は1時間かかってない・・・
県道417号で弁天島へ。国道23号が終わり国道1号と合流なのですが自動車専用道路で浜名湖大橋へつながります。原二は走れません。国道417号でご近所さんを走行する形なんです。しばらく進んで浜名湖大橋を右に見て進むと国道1号との合流となります(自動車専用道路が終わるので)。そして浜松で国道150号にスイッチ。あとはひたすらひたすらひたすら国道150号を走ります。広くて走りやすいんです。かなーり走ると浜岡原発が出てきます。御前崎が近いです。
今回は灯台方面には進まず、そのまま国道150号でUターンする形で北上。牧之原方面に進みます。まだまだ国道150号ですよー。
そろそろ10時を回りました。いやぁ・・・早いぜ。

牧之原に入り、国道150号を北上。北東に進路が変わります。と、県道31号との分岐。大井川を渡ります。その先は150号バイパスに接続して150号本道に戻る・・・という経路になるはずでした。

そしてそれは訪れます。
県道31号 大井川の橋にさしかかったとき。

 
 

バスンッ!

 
 
橋の走行時、横風でしょうか。バイクが真っ直ぐ進みません。
数百m走って橋を渡り終えたところで歩道に停車。何の音だったか確認します。何か黒い物体を踏みつけてしまったような感じで衝撃があったんです。

ざっと見たところ、特に傷などは無い様子。うーん、何でしょう?
とりあえず何を踏んだか見てみることにします。Uターンして橋を戻ります。やっぱり真っ直ぐ進まない。そして渡り終え。しかし、その場所には何もない。
渡り終わってUターン。再び順方向で橋を渡ってみます。いかんせん真っ直ぐ進まないので苦労します。が、結局何も無し。
改めて先ほどのところでバイクを止めて再チェックしてみることに。バイクを停車させてスタンド・・・あれ?足つきが良すぎないか?

まぁスタンド出して下車。前方向から見てみます。特に何も無し。フロントになにか当たった形跡もない。
では今度は後ろから。特には・・・あれ?マッドガードがさくらの花びら状態(かにのハサミみたい)になってるよ?なんで?朝出発前は何でも無かったよね?あれー?
で、気がつきました。後輪が半分くらい沈んでいます。まさか・・・パンク?
フロントと比べると明らかにぺしゃんこなリアタイヤ。橋の継ぎ目の金属が出張ってたのか?わからんけど。

ともかく。真っ直ぐ走らなかった理由はリアタイヤのパンク。これで間違いない。
けど、どーする?GOする! とか思ってみたけど(アホ)、どうにもならんです。

こんな時はレッドバロンですよねー。ってことで近場のバロンを検索。もう大井川だから焼津が近いよな。とか思っていたのに牧之原店が最初に出ます。いやいや、だいぶ通り過ぎただろ。ほかは・・・もっと遠そう。焼津店はないのかよ?!と思いつつ、牧之原店をマップで確認。すると5kmくらいしか離れてないことが判明。国道150号と県道31号の分かれる箇所の手前(大井川側)。なんと、結構近い。では迎えに来て・・・って、自走できるかな、結構真っ直ぐだから。

ということで、レッドバロン牧之原店へゆーっくりと走行して12時前にお店に到着しました。

マップ的には矢印のところでパンク。左下の赤丸がレッドバロンさんです。
パンクは下の写真(グーグルマップのストリートビュー)の赤丸部分。橋の連結部の金属のところです。
マップ 牧之原周辺
大井川の橋

で、見てもらうと「リアタイヤ、バックリと穴開いてますね」とのこと。写真は取り忘れたのでイメージ図を載せておきます。
(赤線。太さもサイズもこんな感じ。溝と同じサイズって・・・)
パンクイメージ図

とりあえず塞いでみて空気入れてみるとのこと。しかし、恐らくは穴が大きすぎるのでダメだろうとのこと
10分くらい待っていると、プシュー!!と空気を入れる音。そしてシューッ!!と力強い音も。完全に空気漏れてるじゃん。
ピットの人も「でしょうねぇ・・・」って感じでした。

で、相談開始です。と言ってもタイヤを注文して履き直すしか方法はありません。問題なのは「ここが牧之原だ」ということ。
タイヤ注文は別に良いんです。ですが、今日どうするのよ?って話です。自宅まではまだ200kmくらいあります。ってことは電車。ほぼ新幹線利用ですよね。で、後日取りに来ないといけない訳です。それって・・・

じゃぁ。ってことで提案してみたのは、「レンタカー(軽トラ)借りて持って帰る。地元で交換」。
その手があったかー。って感じの店員さん一同。問題は固定ロープは自分で用意するという点。幸い、ご近所にホームセンター(カインズ)とかドンキホーテがあるので買えそう。しかし本題は底ではなかったのです。最大の問題。それは、『乗り捨て今すぐ軽トラ借りられるのか?』ってこと。

とかいっている内に1つ気がついたので第3の提案。
「それっぽいタイヤを無理矢理履かせて、今日は自走して帰る。で、帰ったらタイヤを正式なモノに再交換」。
この方法。店員さんは全く思いつかなかったようでビックリしてました。

この案を提案したのは、費用対効果と実現性の高さです。
まず、似たようなタイヤがある事はピット前に陳列されているタイヤで確認済みです。店員さんも「近いタイヤならあるんですけどねぇ・・・」と言っていたので。(ピッタリしたのが無いから注文という第1案になっているのです)
第2に、往復する交通費などです。牧之原なので安直にざっくりと1万円はくだらないと予想できます(東京-静岡で新幹線で5000円とかするはず(もっとしそう)。それが往復)
レンタカーの場合も、固定ロープとかの出費を考えると結局似たり寄ったりの値段になりそうな気配。しかも車があるかも不明。リスクがデカイのです。
一方、第3の案の無理矢理タイヤ作戦。この場合はタイヤ代金+交換工賃で1万3千円という見積もりをすぐに出してくれました。

どの方法も似たり寄ったりのお値段。というのがわかります。で、一番確実なのが案3。タイヤさえ無理矢理履いて自走できれば何も問題は無いわけです。

そんなわけでピットの方を説得してIRCのMB62(フロント用) 120/80-12のタイヤが在庫であったので履かせてもらいました。(リアタイヤは本当は130/70-12です)
お値段は7640円。工賃4500円で13354円。最優先で作業してもらっちゃいました。(なんせこれから200kmで8時間前後かかるという話もしてあるので、早く上げてもらいました)
そして13時ちょうど。タイヤ交換完了です。割れてしまったマッドガードも全部撤去。処分もしてくれるそうです。(持って帰れと言われても困るけど)

最後に「これ(パンク状態)で5kmくらい自走してきたけど平気なのかな?ほぼ直線だったけど」と聞いてみました。すると「コーナーとかが少なかったのが良かったですが、ホイール曲がりますよ?やめた方が良いです。ざっと見た限りでは問題はなかったです」とのこと。
素直にロードサービスを頼む方が良いということです。
 
 
いやぁ・・・飛んだ出費ですわ・・・