ハイマウントストップランプっぽいのを付けてみた

バイク

グロムに取り付けることにしました。できそうだったので。

グロムのサービスマニュアルに載っている配線図でブレーキランプのラインをたどります。
配線図はあっちいってこっち行ってランランランして、何がどうなっているのやら? と数分見ていたところ配線の意図を把握。テールランプとブレーキランプとアースがランプユニットに入ってますね(当たり前。それは最初から分かってます)。で、テールはイグニッションラインからやってきています。ブレーキはフロントとリアのブレーキスイッチに分岐。それぞれのスイッチから最終的にはイグニッションのほうへつながっているようです。なるほどね。ということは、+極はNC状態というわけなんですね。

で、その配線はサービスマニュアルを見ると、左のフレーム脇に配線があるようです。メットフックの近くです。が、これは配線。カプラもありそうです。
が、配線図をたどっていくと、とあるカプラにたどり着きます。それは「オプション端子」。別名「サービスチェック端子」。それは反対側のフレーム右側に押し込まれています。

実のところ、USB電源やらはサービスチェック端子に取り付けてあるんです。分岐カプラを購入して。
なので、そこはケーブルぶった切っても本体の配線を傷つけることはありません。信号を取り出すならここの方が良さそうです。で、そこは4極カプラ。そのうち2本はイグニッション(いわゆるACC)とアースで使用しているので判明。のこり2本のうち1つがブレーキ信号と言うことになります。ちなみに残り1本はよく分かりません(ECMのK-LINEとABSのDIAG端子につながってます)。
イグニッションは黒と白のストライプコード。アースは緑。ブレーキは青。わからんコードは黄色です。が、そこから分岐カプラは別の色。緑、緑と黒、茶色、水色の4本です。緑と黒がアース(黒)。茶色がイグニッション(エンジ)というのは分かります。
ACC分岐ハーネスキジマ ACC分岐キット HM090タイプ4P カプラー 04-7143。購入時は888円だけど本記事アップ時は1616円。

さて・・・緑と水色、どちらが本命か?
それは簡単です。テスターあれれば一撃。アースは分かってますのでDC電圧モードにして、とりあえず水色の端子にテスターを当てます。はい、12Vでました。ブレーキONでも変わらず。続いては緑のほう。ノーマル時は0.9Vとか0.1Vとか(誘電してるのかな?まぁ0扱いで良いでしょう)。ブレーキかけると12V。はい、確定ですね。分岐コネクタを2つ使ってアースとブレーキラインを取り出します。あとはLEDテープのところまで配線を伸ばすだけ。シート下のところにヒューズは入れておきましょう。(例の5Aのやつ)
配線はテールランプの隙間から出します(ドラレコのカメラ配線もそこから出てます)。良い感じにリアキャリアに這わせてビニールテープで借り留め。トップケースのベースまで持ってきます。

トップケースのベースに貼り付けるので、まずは脱脂。台所洗剤を付けてゴシゴシこすって拭き取ります。で、LEDテープ貼り付け。すぐにベローン(笑) 付きませんね・・・仕方ないのでビニールテープで仮留めしておきましょう。
LEDテープ貼り付けの図(妙に回路回路してますね)

ふむ。この角度だとテールランプ全然見えないんですねぇ。だからハイマウントストップランプ付けようと思ったわけですが。
とりあえず仮接続して動作確認。問題なく点灯することを確認してから配線の片付けを行います。で、トップケースを載せて点灯させてみました。(ゆきんちょがブレーキ係)
ミドルマウントストップランプ
やはりテールランプの方が明るいね。まぁ良いんですよ。多少上から見たときに見えれば。それでもトップケースを取り付けると隠れちゃうんですけどねぇ。まぁ後ろの車の停車位置というか車間距離を考えると必要十分な気がしますけど。
しかし、場所的にハイマウントではなくミドルマウントストップランプですよねぇ。そして明るくないという罠。まぁ赤が光ったよ。ってのが分かれば良いのかなと思います。後方の注意勧告が目的なので。