車中泊に備えて

なんちゃってキャンピングカー

今後の車中泊に備えて、ちょっと車内の確認を行ってみました。
ちなみに日常運用時は「ラゲージモード」(後述)です。

(1)まずはセカンドシートを一番前へスライドさせ荷室を最大サイズにしたところに、リスのスモールケースと置いたらどんな感じ?
パノラマ110度くらいの写真です。
屋根に荷物を置くことも想定して脚立も入れてあります。
簡単に、「でか。広っ」。ってイメージでした。
椅子を置いて休憩イメージ。
座ったときの視界。

一人なら車内でくつろぎモード可能です。もっとも、まだ宿泊用に荷物とかは載せておらず「ドライブ途中での休憩」のイメージです。が、アイシスでは考えられないくらいの広さとなっています。
それから今回使用した椅子ですが、ミニキャンプ椅子はちょっと使いにくいことも判明。座面はフラットなタイプ(昔からの折りたたみ椅子や、3点式などの絞り椅子)のほうが良い感じに座れることも分かりました。私は地べたダメ派なので椅子が必須ですが、一番良いのは座布団に座る。というやつなのかもしれません。

(2)フラットシート 1列目・2列目
車中泊を考えたとき、一般的な「2列目・3列目の倒す」フルフラットパターンだと荷物の積載量に大きな支障が出てしまいます。これは20年くらい前でも実感(ヴォクシー時代)しており、なんとかならんものか?と考えて行き着いた結果がキャンピングカーだったのですが、それはNGということで問題復活です。であれば、1列目と2列目で代用できないのか?と考えた次第。
結果としては「セカンドシートがサードシートに引っかかってフルには倒せなかった」という結果でした。カタログにも「フロントフラットソファモード」しか紹介されていません。なるほど・・・


日常運用時は「ラベージモード」で、コチラはセカンドシートを一番前にスライドさせるだけ(フロントシートはヘッドレストを外す必要あり)。というお気楽シートアレンジ操作です。
※写真:ノア80系前期のカタログPDFより抜粋

(3)フラットシート 2列目・3列目
車中泊と言ったらコレ。という物をやってみました。上の写真で言う「ビッグラゲージモード(上側:7人用)」です。

キャプテンシートなのでどうしても段差は大きいですが、コレを埋めるためのエアバッグを購入してあるので試してみたところ、まぁ汎用品と言うこともあり「あった方が良いけどな」といった感じ。確かに全然違いますが、そのエアバッグが終わるところも段差な訳で。結局はその上に大きなエアマットかエアベッドがないと微妙だよねー。ってなります。「ないよりは全然良いけど、大きな期待はするな」といったところでした。
それから、椅子の下のスペースですが、リスのケースはダメ。LOWが入るかな?というくらいなので高さ20cmくらいの空間が背もたれサイズ(60cmくらい?)であるようです。

で、20年前と違ったところがコチラ。
フロントシートとセカンドシートに隙間あり。
まぁ私は比較的前の方にスライドさせている。というのもあるのですが、以前は「フロントシートを一番前にスライドして・・・」というのがあったのです。それがなくても空間がありました。この携帯にするのがちょっと楽だ。ということも感じました。

(4)床
実は一番広い?(写真は上にあるヤツを再び)
椅子を片付ければ、そこには170cmx65cmくらいの空間ができます。これ、寝袋のサイズです。セカンドシートの出っ張り部分だと150cmオーバーと言ったところですが。
実際に寝っ転がってみると、身長165cmの私ならまっすぐOKです。床も多少凸凹がありますがシートほどではありません。エアマットがあれば十分OKということも分かりました。
ちなみに、全体的な幅は120cmくらい。リアタイヤ部分は90cmくらいですので、このくびれ部分と、片側に荷物を縦に積む形になり雪崩が怖いかも。という問題がありそうです。

 
一番良さそうだったのが(4)の床ですが、冬場は冷気というか床の冷たさが堪えそうというか耐えられなさそうな気配がします。そういう意味では(3)がやはり・・・
とかを考えていたら、そういえばセカンドシートは少し内側にもスライドしたよな。というのを思い出して(完全に忘れてました)。
#写真見ながら「ちょっと引っかかるんだよなぁ・・・ちょっと内側になってれば良いのに」と思った途端に思い出しました

(5)フラットシート 1列目・2列目横スライド【本命】
写真はないですが、(2)のパターンがガッツリと(3)と同じ状態になります。ただ、センターラインとしてはまっすぐではなくセカンドシート部分で5cmほど内側にクランク(ずれが発生)します。
これがエアマットでごまかせるのかどうかというのは、実際にやってみないと分かりません。が、これが一番実用的な気がします。運転席側はハンドルがあるのでダメっぽいですが(ハンドルを蹴っ飛ばしそうなのと、いろいろスイッチがあるので危険:頭はセカンドシート側で想定)。
この場合サードシートは折りたたんだままのラゲージモードがほぼ維持できるので、荷物が多くても対応可能=宿泊キャンプにおける車中泊も可能。という形になるかと思います。

(6)折りたたみベッドフレームを作成する【大本命だけど、検討はこれから】
ここまではお金をかけずに現状(エアバッグとか小道具は必要だけど)でどうするか?でしたが、できれば2段ベッドというかロフトベッドを用意したいところです。
完全にDIYになる(一応売られてはいますが8万円とか10万円とかするので却下・・・と考えています)ので、じっくり検討していきます。
ロフトベッドなら下段に荷物。上段にベッドなので荷物の移動とかが最小限で常設ベッド(運用次第ですが)という形になります。
(4)のような右側をロフトベッドにして左側はギャレーとかにしたりのハーフモード、全面ロフトベッド対応とかのアレンジができるフルモードとかにしたいところです(ソロかデュオ、荷物なしなら4人まで対応可能)。
#ギミックを相当練り込む必要がありそうです。
まぁ、使わないときの収納方法が一番悩みどころなんですけどね・・・(脚立もどうするか考えないといけません)