ギャレーの作成 その4

なんちゃってキャンピングカー

ここまで
その1:ギャレーの天板作成
その2:ギャレー上部の枠(壁)の作成
その3:ギャレー上部の蓋の作成
と作ってきました。
今回はその4として、ギャレー本体の作成となります。

本体なので、結構でかいです。そして、板もたくさん使います(=出費がかさむ)
極めつけなのが、「とりあえず作ってみる」という状態(天板作成時のが継続しています)です。うーむ・・・
まぁ作ってみよう。

材料は今まで通り桐の板を使います。サイズは45cm幅と35cm幅です。長さは91cmの板です。これが1枚と4枚。位だったかな・・・(忘れました)
45cm幅は床板と壁面です。壁面の高さは35cmです。
35cm幅の板2枚は、まんま使用します。壁面です。のこり1枚は48cmくらいサイズで2枚です。微妙に91cmでは足りないので泣く泣く・・・
これで、内寸が91x45cmの枠となります。
ただ、これだと幅91cmの中間部分にシンクが来る。中央はたわむ。などのため、壁(=つっかえ棒)が必要でしょう。なので、内部は天板の穴に合わせて左が15cm。右が30cmくらいの幅で3部屋の割り付けとすることにしました。
あと、細かい調整というか設計というか妄想というかをもろもろ考慮して、こんなんなりました(^^ゞ
資材(いろいろカット済み)

まずは短辺壁面から。
ここには、蓋の枠同様にワイヤーラックの足を取り付けられるようにします。
これを
板とパーツ

このように固定。
端材で固定(前回同様、6mm厚板も使用しています)
床板も4つの角を3cm程度カットして穴を空けます。

続いては長辺壁面です。せっかく内部を3部屋に分けるのですから、その内部を使えるようにしたいです。中央はシンクの場所なので埋まってますが、両脇の小部屋が空く形となります。左の小部屋は排水用の空間が必要なので、ちょっと手前に壁を設ける必要があるので注意です。
で、両脇の小部屋。使うには天板を外さないとダメなので使い勝手が非常に悪い訳です。なので壁に扉を設けることにしました。カットとしてはT字の形になります。切り取った左右下の板は扉として使用します。

余っている板で中の壁も作成し、組み立てまくるとこんな風になります。
組み立てた。の図
#サラッと組みたってますが、なんだかんだで数週間かかってます(実作業としても10時間くらいかな?)
#また、φ3x25mm、30mmのネジを数十本使用しています。

正面から見るとこんな感じ。
正面からの図

とりあえず、これでどんな感じか様子を見ることにします。
まずは天板。
天板を載せてみた

シンクセットを投入
シンクセットを投入

実際の使用イメージはコチラ
使用時はこんなイメージ

ダボを使ってずれ防止した蓋枠を合わせてみます(板厚部分に開けた穴は、ダボ用です。やっと役目を果たせます)
上蓋の枠を設置

蓋をして完成イメージ
最終形

おぉ・・・良くないか?

ここで、外での利用を考え、短い足を取り付けてみましょう。
ワイヤーラックの足

取り付け

多少浮きますこれで地面に直接付かなくなるでしょう。上蓋枠にある60cmのポールを使うと、立って作業ができるくらいの高さになります。

続いては、手前の扉の取り付けです。扉は手前に開ける形とし、移動・走行時に開かないように蝶番とともに、これを取り付けます。
ローラーキャッチ”ローラーキャッチ”というらしい。

扉装着(中央のすきまも使えるように。と考えてカットしたのですが、狭すぎて使いにくいので開けたままとしています)

開けるとこんな感じ

まぁこんなもんでしょう。
シンクはちょっと宙に浮いてしまうので、底上げ用の下駄を作成します。これを中央の部屋に置きます。
シンク用下駄

うん、これで完成!
と思ったんですが、大きすぎて持ち運ぶのが大変・・・つかみ所が無いのです。(手前中央下の穴あけ部分しかつかみ所が無い)
仕方ないので両脇と背面に取っ手穴を設けることにしました。
取っ手用の穴あけ両脇の背面よりと背面に3カ所(各部屋の1カ所)の穴あけ
これなら手前の穴との組み合わせなどでかなり持ちやすくなったかと。手前上部にも穴あけしようかと思ったのですが、手前はちょっとな・・・と思って控えました。あまりにも使いにくければ穴あけますが、多分空けないかな。

これで完成です。(長かった・・・)