キャリアを自作しよう 3.考察編3

バイク

荷重の問題は難しいです・・・

どうも、『├』の形(左から見た図)ではポールのてっぺんからの紐では、右側が落ちる対策は難しそうです。かといって右端をなんとかするのは、リヤタイヤの後ろなので・・・

アカン。これが9月4日の考察結果です。
 
 
9月5日。上から引っ張る作戦はダメそうだ。頓挫?と思っていたときにふと考えたのが、「普通に壁にある棚」。これ、どうやって支えてるの?
答えはシンプル。上下逆ですが『∠』(横から見た図。右側が壁)です。板の先から斜め下に壁へ突っ張り棒。もしくは板。直角三角形の斜辺を下側にした形で支えています。
そう、斜めの突っ張り棒があれば端の荷重を支えることが出来るのです。もちろん角度などにより最大荷重は変わってきます。そこは要注意です。
そして、この突っ張り棒形式にすれば、ポールは必要最低限(板の高さまで)でOKということになります。その高さ(シートとキャリア)は約10cmでした。
 
ふーむ・・・突っ張り棒の先をどこにすれば良いのかな?
バイクの写真(実車持ってるくせに、写真)をジーッと・・・じーーーーーーーーーーーーっと・・・

どうすんだよ(笑)
思いつくのは、スイングアームの一番後ろ。でも、ここはチェーンの調整とかあるし・・・かといってシャフトだとマッドガードの二の舞(マッドガードの固定プレートをシャフトに着けていたら、メンテの時にシャフトのネジ山壊されたのです)はイヤ。
となると・・・角度がついちゃうけど、タンデムステップにあるフックかけの出っ張り。ここにドッキングさせればイケル?

あとは実車で確認。パニアのキャリアがあったりするので干渉するかもしれないしー。と思って実車確認してみたら、思いっきり干渉。ステップの内側しか見えません。ここは荷重を支えるので金属棒。曲げ・・・は面倒だから出来ないしー。ムリー。
隙間は狭い
 
こうなってくると、そのパニア用キャリアに取り付けるしかなさそうです。
パニア用キャリアは3点支え。2点がトップケースキャリアと同じタンデムシート横のフック用ボルト。もう1点のフロント側下がタンデムステップの根元に固定されています。パニアキャリアの下にかかる荷重はこのステップ部分にかかっていると思います。
案2
(右側の図。左端のステーはありません。これでイメージしてみて下さい。右下がタンデムステップと連結です。リアは左です)

で、後ろからの荷重を追加・・・なんとなくですが、上後ろからの固定ステーに固定出来そうな雰囲気。そこに斜めからの荷重がかかると、前下のステップ方向への荷重になる様子。そもそもキャリアの最大荷重8kgはボルトの問題ではなく、そこからの鉄板・パイプの接合強度の問題のようで、ボルト自体はもっと耐えられるはずです。
ってことは、このステーに固定出来ればなんとかなる?

でも、そのステーはサイドパニアのキャリア用。そのため、キャリアと水平になっています。すなわち、上から見ると板が立っている状態です。平面部分ではありません。ですので、突っ張り棒をコの字などで上から引っかけることは出来ても乗せることは出来ず、しっかりと支えることは出来ません。
この問題を解消するために、両方のサイドキャリアのステーを連結させるステーを用意しボルトで固定。このステーに突っ張り棒を固定させる形を考案しました。(具体的な固定方法は別途。とりあえず台座だけ用意)
仮設で両サイドからの橋を設置し、その橋を押すと、予定通りバイクが上下に動きます。良い感じに荷重が車体へ逃げているようです。(文章だと説明が難しい・・・)