キャリアを自作しよう 2.考察編2

バイク

『├』の形(左から見た図)

これが出来ればキャリアに触れずに板を置けます。
でも・・・物理法則を無視してないか?
実際問題、どうやったらこれをクリアできるのか。

まずは水平部分の板。これは幅75cm×奥行き45cmくらいのサイズの板。ここに防水バッグやらなんやらが載ってきます。
載せれば当然右に傾きます。それを回避するためには

回避策1:板の右端に足を出す
 一番シンプルは方法ですが、問題はその足をどこに着地させるのか?そん場所はないです。

回避策2:棒のてっぺんから左に引っ張る
 右に傾くなら左に引張れ。下に落ちていくなら上から引張れ。まぁ、そんなもんでしょう。これだとタンク辺りに引っかける?

回避策3:棒の根元・板の下に重しを置く
 この重しに乗っける形で板を固定。重し次第では回避策2も不要(不安だけど)

 
考えたのがこの3つ。
どれを使うにも、まずは棒をどうやって立てるのか?が最初の問題。
実際は棒だけど板でもあります。図は横から見たモノ。これを正面から見たとき、棒をどうするのか?棚になる横板をどのように?となると、どうしても縦板にするか柱2本への取り付け。という形になってきます。強度の問題もあるのですが雨天想定もしておかないといけません。プラスチック系統だと折れそう。木材だと腐りそう。なので金属系なのかなぁ。ワイヤーラックがお手頃か?
だとすると、ラック板を立てた場合、棚にすべき横板はどうやってもまともに設置出来ないので、必然的に棒2本とうことになります。

では、その棒2本はどうやって立てるのか?
それは、タンデム側のシートに、シートと同サイズの板を置き、そこに棒を立てれば良さそうです。でも、ここにかかる荷重。というか、椅子へ押さえつける荷重。普通に棚板を設置すると、上からの荷重対応で下からの荷重だと板が抜けます。ここの板は上下逆に設置し、下から(シートから)の荷重に耐える形に設置すれば問題は解決しそうです。
なるほど。シート側は上下逆。棚板は普通に設置。このパターンですね。棒は・・・50cm前後?の長さが良いのかな。上端には横バー(幅を固定するヤツ)を取り付けて、そこからタンク側にゴムか紐かな・・・

まずは実験してみます。家にあったダイソーのワイヤーラックを使って仮設します(棚板はダイソーラックので代用。形だけです)。
バー4本。板2枚。これで、板側の板は上下逆にして、折り畳み椅子の上に柱が椅子の外。板だけ載っかるように載せます。そして、上の板に体重をかけます。これで荷物を積んだ扱いです。予想通り、下の板は椅子に押しつけられてガッチリロックがかかります。仕組み的にはクリアです。
あとは、ポールを片側2本にして、上から外側へ引っ張る形にすれば良さそうです。

が。
ここで問題に気がつきました。その紐。タンクへ引っ張ったらどうやって乗車すれば良いの?
・・・無理。前方への紐設置は根本的にNGということに気がつきました。

 
 
で、次に考えたのが『く』字型で紐を引っ張る。少し前に引っ張って、滑車か何かで後ろ側に引っ張る。ポールの先端は前方向に引っ張られる形です。これならシートの後ろ側に固定出来そうです。
が、それは滑車が壁などに固定されている前提。自分のポールにくっついていると意味ないです。なので却下。
もしくは逆。少し後ろに引っ張って、滑車か何かで前に引っ張る。より後ろから前で高さも低くなってくるので場合によっては邪魔に・・・って、どれだけ引っ張るのか。後ろにずれた分だけ前に引っ張る力は増大。というか、後ろに引っ張った時点で前には引っ張られないです・・・

 
 
アカン・・・(9月4日)