バッグ成形ケースの作成

バイク

キャリアの土台が良い感じに思えたので本格的に対応を考えてみます。
ネックは「雨」。これの対策です。テントをそのまま積むのはダメかなぁと。となれば防水バッグに入れましょうね。という事になるわけです。なもんですから、バッグを買った訳です。

シート後方およびキャリアに良い感じにバッグを載せたいわけですが段差があります。なので、防水バッグの底面を成形させたく、ケースを自作することにします。うまく使えると良いけれど。(余計な出費・・・)
こんなの作りたいんです。
ケースの土台のイメージ図

で、購入したのは板と枠。
複合板(アルミが表裏に貼られていて丈夫。でもカッターで加工可能)です。
サイズは600×450mm。厚さは5mmくらいでしょうか。このサイズでも曲げに強いです。1630円。
それと300m×200mmのを2枚。@600円。
L字の枠を5本。出隅です。長さ600mmで@470円。
端のカバー枠(見切り というらしい)も5本。@270円
合計で・・・6500円弱。結構かかってるな・・・
購入品

これをカッティング。
上の小さい板は☆の就いた部分(AとBです)しか使わないけれど。
下の大きい方の板は全部利用。左(1番)から11cm、8cm、8cm、7cm、5cm、3cm。実は一番右は8cmで良かったのですが間違えて切っちゃったというオチ。このため連結用の金具を1つ買う羽目になりました。( ̄0 ̄)

今回はたまたまバッグ幅60cm。板長60cm。金具も60cmと一致していたので結構楽ですが、それでも加工は必要です。
板はアルミ板が挟み込んであるので、カットされている部分は何気に危険。そのための枠ですが、ケースを作る以上どうしても短いのがいくつも必要。で、枠はアルミ。ということで金鋸参上となります。
金鋸
仮組して採寸。カットして仮組み。これを繰り返すこと3日。作業時間としては板カットが2時間(結構堅い。そしてデカイ)。もちろんバリなどカットした部分にはドリルにヤスリのビットを付けてヤスリがけもします。これら合わせて金枠カットが6時間と結構時間かかります。枠と板は最終的には瞬間接着剤で接着します。
で、クラフトテープで乾燥するまで固定。
固定して乾燥
床面に段差があるので、ダイソーで買ったブロック(ピンクのヤツ)をカットして台に。完成です。
完成
でもまぁばらけることもあるのかな。ということで荷造り用の透明テープでぐるぐる巻きにして補強を施しておきます。

これを防水バッグに入れて・・・
セッティング
うん、ぴったりサイズ。ぴったりすぎて入らないかと思った・・・

下側のボックスにはポールとかテントのペグとかを入れて、その上にテントをドカンとふさぐ形で置きます。で、閉じる・・・閉じ・・・閉・・・っていっぱいいっぱいだな、おい。一応上から潰して空気抜けば出来るけども。うーむ・・・
こ・・・この上に棚板を被せる形にして、フラットな荷台の完成。という事になります。なるはず(笑) シートとトップケース用ベースとの段差に対応した形なんです。真ん中の隙間はベースのロック部分の出っ張り対応のためです。

問題はその上に何を載せるのか?です。結構な高さになってしまったので結局は荷物厳選しないとダメそうです。むむぅ・・・

 
んでもって、実際にテントを詰めてみました。ポールなどを下部のケースに納めたので高さはボックスを含めて25cmくらい(幅は板と同じ30cm。実際のテントのシートだけだと高さは15cmくらい)になり、ポールの分だけ低く抑えることができました。シートから棚の高さはどうやら28cmくらいなので無事に入りそうです。よしよし。机上での設計値ではクリアですね。

この後の課題としては
課題1:バイクに積んだときの見た目のサイズ感
課題2:バイクに積んだときの重心感
課題3:シュラフとかの荷物を上に載せたときの見た目のサイズ感
課題4:シュラフとかの荷物を上に載せたときの重心感・バランス
課題5:走行時の感覚

サイズと重心・バランスはたぶんタンデム系統なんじゃないかなぁと思ってます。
テントをムシャテントからエイテントに変えているのでサイズが大きくなり高さもアップしてしまってます。なので、積んだときの荷物の安定性が問題になりそうですね。実際と見た目の2つの観点で。コレばっかりは実際に積んでみないとなんともです。でもまぁ、まずは「載るのか」ってところが一番のネックです。
#ここまでやって失敗したら目も当てられない・・・