グラブバーを取り付けたい 失敗編

バイク

以前からずーっと思ってました、グラブバー。
グラブバーとは、タンデム側の取っ手のことです。運転手はハンドルがありますけどタンデム側は捕まるところがありません。基本は運転手に抱きつく形になります。が、それがいやな場合もあるでしょう。となると、どこかにつかむところがないとバイクは大変。そこで太もも下に位置する場所とか、腰の部分に取っ手を用意することがあります。それのことを「グラブバー」と言います。

で、グロムにもあることはあるのですが、市販品の場合は我がグロムには取り付けができないと思ってます。なぜなら、サイドパニアを取り付けられるよう細工をしてあるから。その細工は、リアウィンカーを移設し、サイドパニアを可能な限り車体に近づける。というものです。
市販されているグロム用のグラブバーは、当然サイドパニアなぞ存在しない状態で考えられています。また、リアキャリアも同様です。もともと存在していないモノを想定しては作られていません。キャリアとかも作成しているベンダーさんなら、そのあたりを考慮したモノを用意するかもしれませんが、そういった場合でも「同時に取り付けできません」とかの制約事項が付いたりする場合もあります。

で、どうしようもないのよねぇ・・・と諦めていたんですが。

YouTubeで「エンデュランスのリアキャリアを取り付けてるけど、グラブバー取り付けて見ました」みたいな動画をたまたま発見しました。
動画自体はつまらない(失礼。楽しくない・・・失礼)内容だったのですが、カワサキのニンジャN650のグラブバーを取り付けて見た。という有用な動画でした。なるほど・・・そういう方法もあるのか。
市販されているグロムのグラブバーは、横向きに取り付けとなります。これだとサイドパニアに干渉するので縦型のグラブバーじゃないとダメなのですが、このN650のグラブバーは、まさにその形。そして付属のボルトでは長さが(リアキャリアのポール分)足りないのでホームセンターで長いのを仕入れることで対応。その案、いただきです。

で、購入しました。
グラブバーN650
Copuhgima リア グラブ バー NINJA650 Z650 NINJA 650 2017-2021用 (ブラック)¥2,691

うむ。
ボルト穴も、動画の通り縦長。確かにほぼグロムと同サイズ(あてがってみた)ですね。
あとは、キャップボルトM8の長さ100mmですね。ホームセンターで購入なんですが、ちょっと事前にあてがってみましょう。スペーサーが必要そうなので。

ふむ。確かにリアキャリアに干渉しますね。かといって付属のスペーサーだと長過ぎでE22が使えません。良い感じのスペーサー・・・M8のボルトなんだからM8のナットを使えば良いんじゃね?
で、こんな感じです。
ナット3個ナット2個(実際はボルト穴に1個ナットがはまり込むので+1個になります)
上が3個。下が2個。バーとの兼ね合いからナット2個が良い感じかもしれません。

ってなことが分かったのでボルトを購入。したのですが、付属のボルトはキャップまでねじ切りしてあるのですが、売っていたのは先端3cm程度だけ。M8ナットはそこまでしか入りません。仕方なくM10のナットも大量購入する羽目に。そしてボルトの長さもわからなかったので80mm、90mm、100mmとそれぞれ4本。なんだかんだで数千円の出費でございますよ・・・

でもって取り付けて見ることに。すると・・・

ダメでした・・・。ほぼ同じサイズでいけるかな?と思ったのですが、ネジ2本の2本目が斜めになってしまい、2mm程度穴の位置がずれるようです。残念。(余計な出費でした)
#YouTubeで見たときは、ボルトはともかくポン付けできてたんだけどな・・・