廊下のドアノブ修繕

日常

我が家はもうすぐ25年。そろそろあちこちに経年劣化というか使っていれば壊れてくる物も出てきます。
そのうちの1つがドアノブ。実はもう別のドアのは交換していたりする(以前のサーバでは記事化されていたのですが、すっ飛びました)のですが、今回は廊下のドアのドアノブが壊れ始めました。

どのようになってきたかというと、レバー式のドアノブを押し下げてドアを開閉するのですが、その押し下げるときに引っかかりがある。というものです。
なにかが詰まっていてレバーが引っかかる。という感じです。ちょいと力を入れればカクンと引っかかりを強制的に通過することはできます。が、ダメージを与えてますよね、確実に。
これがしばらく続くと、今度は引っかかる物が引っかからなくなり、ドアの引っかけ部分が引っ込まなくなりドアが開かなくなる。という事態になります。こうなるとドアノブを取り外して中のロック機構をドライバーなどで直接回転させないとドアは開きません。そのドアノブですが、今回は外側(玄関側)からしか取り外すことができません。リビング側に居ると空けられなくなる事態が発生することになります。(ドアを破壊するくらいの力でドアノブを引っ張れば外すことはできそうですが・・・)

と言う訳で、壊れる前に交換することにします。

もちろん自分でやりますよ、こんなの。業者に頼んだら2万円とか3万円とか取られますので。
まずはドアノブ本体を購入しないといけません。なのでドアノブを見ると「長沢」というメーカーのドアノブと言うことが分かりました(ドアの引っかけ部の金具とかにメーカー名があります)。あとはそのメーカーの同型のドアノブを探すだけ。ただかなり前のなので商品が入れ替わっていることもあるので注意しましょう。今回は長沢製作所 GMレバーハンドル TX-1H02でした。鍵付き(長沢製作所 GM 1K TXS-1K42)と鍵なしがあるので注意しましょう。お値段は4150円でした(鍵付きは4400円くらいです)。以前はもうちょっと安かったような・・・(トイレのドアノブだったので鍵付き)
アマゾンさんで在庫が2個しかなかったので予備という意味を含めて2個とも購入しておきました。

で、交換です。
まずは現状のドアノブです。
キンキラキンのドアノブなんですが25年くらい経過すると汚れがね・・・まぁそれが良いんです。

まずはドアノブを外します。ドアノブを下から覗くとマイナスドライバーを突っ込める穴があるにで突っ込んでバネを解除しつつ、ドアノブを左右に抜き取ります。バネロックが解除されていればさっくりと抜けます。解除しきれてないと強烈なロックなので簡単には抜けません。(力業でできそうです。ここが「ドアを破壊するくらい・・・」の所以です)

で、ドアはこんな格好です。
この金属プレートをドアの両面で外します。これはあくまでもカバーなのでマイナスドライバーなどでこじって外します(ドアを傷つけないようにしましょう)。
カバーを取るとドア固定プレートが出てきます。ネジ止めされているので外して引き抜きます。このとき、このプレートはドアの両方からの差し込みがあるので水平に抜き取りましょう。なんですが、おそらく経年劣化で折れていると思います。
で、こんな感じになります。


ここからは引っかけ部分の取り外しになります。
ドア側面の金具のネジを外してプレートを取り去るとドアロックの本体のお目見えです。そして容赦なく抜き取りましょう。特にロックされてはいません。スポッと抜き取ることができます。

 
やってみればなんてこと無い、ドアロックの外し方でした。組み立てはこの逆をするだけです。
で、取り付け前に新旧を並べてみました。
右側のプレート、色が変わっちゃってます。以前はキンキラキンだったんですが今はちょっとくすんでるというかダークになっているというか。色も「チタンゴールド」とかになっています。まぁ良いんですが。
中のプレートは同じ形です(以前のはなぜか途中でカットされてましたけど)。なのでポン付け可能です。さすが同じメーカーです。

で、気になるのがレバーです。下側のが新しいの。上側が以前の物です。レバーの形が変わっています。以前のは上から押し下げるときに平面を押す形ですが、新しいのはドアに水平な板状のバーを押し下げる形、つまり、薄っぺらい部分を押し下げる形に変更されています。使い勝手としては以前の形の方が望ましいです。ですので、ドアノブだけは以前の物を再利用することにします。(以前のトイレのドアノブも同じでした)

最終形はコチラ。
プレートのいろがちょっとダークになった。というのが見た目だけの変化です。

これで開閉時のカックンが無くなります。次回・・・まで住んでるかな?